スポーツ障害の一例で、オスグッド(ジャンパー膝)で痛みを抱える小学生が多いです。
当スクール併設のコンディションジムでも、受診をされる、相談されるお子様が多いのも事実です。
先日も痛みを抱えて来院、どうしても大会に出場ということで応急処置をしましたが・・・
休む勇気と、バランス良い運動、好き嫌いに偏らないよう合わせてアドバイスさせていただきました。
当体育スクールのお子様がこういう症状で休まれる方はいません。
なぜでしょう?
要因はいろいろとあるでしょうが・・・
週1回の運動量であることで、身体への負荷がかからないことと休息があるという点。
しかし、中には、他の習い事やスポーツ競技に取り組んでいる子もいます。
それは、運動を偏らないことです。
柔軟性(関節の可動域)を高める運動、ボールを投げる、蹴る、走る、走りながら跳ぶ・・・
走りながら方向を変える、身体を支持する運動に取り組む等。
同じ動作を繰り返せば、上達は明らかに早いです。
ですから、勝利という点を考えれば、練習量で差がついてしまうのは学童の時期です。
しかし、どうでしょうか?
膝が痛い、肩が痛い、肘が痛い、腰が痛い・・・
痛いから、痛み止めを打つ、手術する・・・
これは異常な世界であり、指導者として失格です。
体育教室の隣で、熱心なスポーツ団体もありますが、熱量はあっても指導力はないです。
上達に偏らない、先ずは大切な身体がケガをしないで、将来へと活躍の場を広げる
これは、指導者としての根本であると考えます。